簡単なスプレッドほどリーディングが難しいお話し
曇空が開けない梅雨真っ只中の今日この頃、
皆さまは如何お過ごしでしょうか?
先日のタロット教室で、先生と一緒にリーディングの練習をしました。
リーディングの初回だった為、1オラクルから始まり、2オラクル、3オラクル、トライアングルと
少ないカードをシンプルに展開する練習です。
やってみた感想、
ヒント少なっ(汗
とても難しかったです。
例えばトライアングル、これは対人関係を占う為のスプレッドです。
占い師から見て正三角形になるように、左下から半時計回りにカードを展開していきます。
左下が、自分について。
自分は相手の事をどう思っているのか?
私の現在の状況。私の現在の立場、または相手との関係性、などが出てきます。
右下はその丸っと逆。
相手は自分の事をどう思っているのか?
相手の現在の状況、立場、私との関係性など。
最後に真ん中は、未来、または結果。
※あくまで今の状態を突き進んだ場合の未来です。
こうやってスプレッドの解説だけをピックアップしてみると、簡単そうだと思うかもしれません。
けれどお気づきでしょうか?
「自分」の場所には、相手との関係性の中から、どんな側面が出てくるか分からないんです。
時に相手への想いの丈が出てきます。
時に相手と自分の関係性が出てきます。
↑生徒と先生のいけない恋とか。
なかなか無いと思いますが。
時に忙しいとか不安だとか、自身の現在の状況なのか、はたまた相手への感情なのか、判断が難しいカードが出てくる場合もあります。
それを相談者さんの説明とカード3枚で、それぞれ判別しながら読まなければいけないのです。
それゆえに、相談者様からある程度現状を引き出さなければ占えないし、カードの本質的な意味合いも正確に捉えなければいけません。
難易度高っ(汗
これが、簡単なスプレッドに潜む落とし穴です。
ここで実際の鑑定を思い出してみます。
プロのタロット占い師さんは、大きなスプレッドを組んで占います。
オラクル占いの方も、小さく質問を変えて、相談者さんに何度もカードを引かせます。
これは、何故か?
沢山のカードから、共通点やより細かいメッセージを汲み取り、ヒントのカケラを集めていたんだと思います。
相談者さんが何故その事で悩んでいるのか、
分析し、より本質的なアドバイスができるように。
まとめすっ飛ばします。
今回もお読み頂きありがとうございました。
次回もまた、お楽しみに!